企業がオウンドメディアを構築した方がいい理由とその始め方 VOL.1
2020.03.20

目次
オウンドメディアとは
今の時代、情報収集のやり方は多岐に渡ります。新聞、TV、雑誌などに代表されるマスメディア。FacebookやInstagram、Twitterといったソーシャルメディア(SNS)。後者のSNSを活用すれば、情報をリアルタイムに収集できる。とても便利な世の中ですよね。
また、ネット上のブログやニュース、口コミサイトなどのWebメディアの情報は24時間365日、いつでもどこでも誰でも閲覧することができます。日々様々な情報が大量に発信される世の中は「情報洪水社会」とも表現される。溢れる情報の中で、いかに有益な情報を顧客に届けられるか。
そこで注目されているのが、企業自らメディアを持つこと。読者になりうる潜在顧客やファンにアプローチする「オウンドメディア」のことです。
顧客のリード獲得やナーチャリングに生かすのにオウンドメディアが重要であるというのは、聞いたことがあるかもしれません。自社が営む事業の勘所や成功事例、有益な情報をコンテンツ化し、オウンドメディアを通して定期的に発信していく。これを「コンテンツマーケティング」とも呼びます。
ひと昔前までは、企業のコーポレートサイトやパンフレットなどを通じて、どんな取り組みをしているか知ってもらうのが主流だった。しかし、スマートフォンを通じて情報を得るのが当たり前になった今。既存の訴求方法だけでは顧客へのアプローチは十分とは言えません。企業が自らコンテンツを発信していく必要があるのです。
オウンドメディアは、お金を払って広告枠を買うぺイドメディアとは異なります。基本的には運用を行う担当者(外注化する場合もあります)と、発信するコンテンツがあれば始められます。WEB広告のように一過性のものではなく、作成したコンテンツは資産としてサイト上に蓄積される。ゆえに、オウンドメディアで発信し続ければ、リード獲得や会社のブランディングにも繋がる。
これがオウンドメディアと盛んに言われるようになった背景そのもの。
扱うサービスや商材は成熟しているかどうかを見極める
でも、何から手をつけていいのかわからない。持続的にコンテンツを生み出せるか不安。こういった、オウンドメディアを始めるにあたっての障壁があるのも事実。
まずは難しく考えるのではなく、自社のメディア(ホームページや会社ブログ、SNSなど)を顧客にとって有益なものにしていく。そのためにはどんなコンテンツを、どのチャネルで展開していくのか。まず、決めることが大切です。
扱っている商材やサービスが、市場の中で明確な優位性や先進性がある場合。建て付けは荒くてもいいので、Twitter等の拡散性の高いSNSメディアをつかって認知を広めていくのがおすすめ。
SNSは、アカウントさえ開設してしまえば無料で運営できますので、ミニマムなコンテンツを発信していくことで、一定の効果が得られるのではと思います。
ハッシュタグはブランド名や、リーチしたい顧客が付けるようなものを選ぶ。二の足を踏まずに、スモールスタートで施策を打てるのがソーシャルメディアを使ったマーケティングのメリットです。ソーシャルメディアの運用に慣れてくれば、オウンドメディアのコンテンツを作る際も役立ちます。できるところから取り組みを始めてみるのがコツです。
他方、すでに市場ではコモディティ(成熟)化している商材やサービスの場合。ただ情報発信してもあまり意味がありません。時間をかけて綿密に計画や設計を練る必要があります。コモディティ化している市場では、ソーシャルメディアを使ってバズを起こす「一過性の盛り上がり」よりも、コンテンツを積み上げていく方がいいのです。それはつまり、自社の優位性や訴求できる強みを定期的に発信していくこと。これにはオウンドメディアを構築するのが適していると言えます。

