最近は時代も変わったなぁと言えば、働く人のニーズが本当に多様になりましたよね。
今の若い人は知らない人も多いと思いますが「24時間戦えますか。」という強烈なキャッチコピーが生まれたバブル時代では右も左もガツガツ働こうと考える人ばかりだったのに、とてつもない変わり様です。今ではガツガツ稼ぎたいという人もいれば、あえて出世したくないと明言する人や、共働きだから残業はしたくないという人もいる。まさしくダイバーシティの時代です。
社内を見回すだけでもいろんな働き方の人がいますし、求職者もまた、様々なニーズを持って仕事を探している。採用ツール制作の最前線を担う当社でも、多様性が当たり前となる昨今では絶妙な表現のさじ加減に迷う場面が数多くあります。
仮に営業会社の採用ブランディングを行うにあたっても、バリバリの上昇志向を持つ求職者が絶対ほしいと言いつつも少子化による応募不足の影響から誰にでも当てはまるような表現に修正したいというオーダーで右往左往することは少なくありません。ターゲティングを絞っていくことが広告の鉄則であると教えられたものですが、単純に一つに絞り切ってしまうのは時代遅れなのかもしれません。
つまり、これからの採用サイトでは「あんな人もこんな人も働いている」と言える多様性への適応と、さらなる求職ニーズの変化に合わせて「今年はこういう人も働くようになった」と言えるタイムリーさが重要になってくる。
この潮流に先んじるための鍵が昨今話題の「採用オウンドメディア」だと思っています。